中学受験の失敗は小学生の子どもにとって、初めての大きな挫折だったりするのです。塾もさぼりながらのやんちゃな子どもであっても、やっぱり相当のストレスを受けながら受験に向っています。もし受験に失敗したとしたら、子どもは多分今までで一番大きな挫折を受けることになるでしょう。

そのためこの挫折に対して「僕は何をやっても駄目だ」「わたしはバカなんだ」「どんなことをしてもうまく行かないんだ」「僕は運が悪いんだ」などなど、子どもながらにこのような気持ちが身についてしまい、心の底に劣等感が生まれてしまいます。

このようなことにならないためには、特に母親のフォローがとても重要になります。優しく子どもに寄り添うことが大切です。しかし、母親も数年頑張ってきた疲れが出て、つい子どもに優しくできなくなってしまう場合もあるようです。それが一番子どもを傷付け、中学受験を一生の汚点にして心の奧にしまい込んでしまうこともあります。

親が受験に対して思いが強いほど、子どもは責任を感じてしまいます。そして本当は受験に受からなかった自分が情けないのではなく、親を喜ばすことができない自分を責めてしまう。だからこそ一生残るほど強い劣等感につながってしまうのです。失敗したときこそ、受験なんて二の次、三の次という姿勢を親が見せるようにしましょう。